コラム …埼玉の余話
・ 県議会の定例会で答弁側に座っている部長の顔が議会の誰に一番視線がいっているかを丹念に調べている議員もいる。そうすると、たいがいの部長の視線は特定の実力議員にそそがれているそうだ。中には“フン!”という豪傑もいることはいるそうだ。
・ 県議会が定刻になると当然、県議が入場してくる。執行部は上田知事はじめきちっとした礼をする。それにきちっと礼を返す議員もいれば“俺だ!”とばかり胸をそらして入場してくるエラそうな議員もいる。こんな日々を続けていると自然に“先生と呼ばれるほどの・・・”になってしまうんだなと取材しながら実感した。
・一般質問での場面。答弁に立ったある著名な執行部の一人が、最初から再答弁書を持っていってしまった。これには本人も思わず失笑。というより、一般質問というある種のできレースの裏面がわかってしまって面白い。
・それにしても、県庁の最高幹部が一礼もしないで県議の前を何回も通りぬけていって一部の県議の怒りをかっているという。やはり執行部が特定の県議の方にばかり神経がいっていると誤解されるようでは行政のプロとしては甘い。
・ もって他山の石とする。この言葉は他を模範とする意味ではない。他山の石ころのようなことでも反面教師として見習うことがあるから、よく注意しなさいよということだ。なのに、上田知事のボーナス30%カットを知って、ある県議は“やはり俺たちも他山の石とならなければな”と言った。麻生さんだけではない。政治家とは麻生さんのNO漢字こそ他山の石とすべきなのだ。
・ 美しすぎる美人が青森の八戸の方にいるらしい。意味不明である。これが政治家の女性としては、という前ふりがつけばわかる。やれ水着になった、こうだ、あうだの。市議だって水着やある種のエロチシズムをちらつかせてどこが悪いのか?あの程度で。褒めすぎる。褒め言葉というのがあるが、余話子の趣味を超えて、美人すぎることは絶対にないからご安心を!但し報道しすぎる報道に問題あり。
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