コラム …埼玉の余話
・タレントを呼んで、人寄せパンダをやらせる。その為に動員もかける。候補者はその気になるが聴衆はさめている。今回の参議院選はそんな光景にたくさん出会う。
・自民党の集会は何故こんなに冷めているのかという程、しまらない。候補者一人に絞り、基礎票はたっぷり60万~70万はあるという油断からか。相も変わらぬ県議、市議、団体主導型で、無党派という層への浸透度が、あまりにも弱いのが気がかりだ。
・つい3年前、はじめて参議院に当選したばかりの初々しいド素人政治家が、選挙とは、政治とはと叫んでいる姿ほど惨めなものはない。まずは、本人が必死になって、今の自民党の窮状を訴える事だ。情けなさこの上ないとはこの事だ。
・そんな政治家の秘書達の評判もかんばしくない。自分の大将を先生と呼び、応援してくれる著名な先輩達を“~さん”と呼んでいて、「こんな風だから票も伸びないし、俺達もヤル気が起きないんだ」と根っこからの自民党支持者の長老が嘆いていた。
・秘書と言えば、確かにトレーニングがなされてない。敬語を使えない秘書が多過ぎる。感謝の言葉が表現として拙なすぎてなっちゃいない。まさしく、秘書失格だ。しかし、その大将がそんなトレーニングを受けているかというと、これまた怪し過ぎる。いずれにしても、人の上に立つべき政治家の劣化は酷過ぎる。消費税の前に、政治家を大巾に減らす事こそ急務だと、ある中年の紳士が言っていた。
・民主党の内閣支持率が11ポイントも下落、消費税が響いたと言っているが、そうではあるまい。菅さんの表現があまりにも唐突で、無責任なので、“ああ、民主党はやっぱり薄っぺらだな”と思われたに違いない。それにしても、世論調査のやり過ぎだ。こんなマスコミに政治家も、有権者も毒されてはならない。
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