コラム …埼玉の余話
・来年の統一選はかなり早いスピードで動き出しているようだ。傑作なのは、昨年の衆議院選で落選した人が、何を錯覚したのか県議選に立候補する新人に“秘書にしてやるからその名刺をもってまわれ”と指示。その新人候補はびっくり!というか怒って言った。“何の関係もない人に余計なことです。一体、何様だと思っているんだろうか”と。落ちればただの人という政治の非情をどうもわかっていないのが情けない。反省心の欠如も加わって、この人の人気はさらに低落傾向にある。
・東松山市の県議補欠選で無投票当選した江野氏。県議会会派は刷新の会。県議から市長になった森田氏は自民党。昨年の屈辱を晴らそうと山口泰明氏は森田氏を応援。それなのに同士だと思っていた江野氏は自民党に入らずじまい。頭が痛い泰明氏だが何故、調整できないの?という声があちらこちらから聞こえてくる。まあ、ネジレもいいものかと悟ってしまえば何の苦もないものだ。
・来年の統一選にみんなの党がいろいろと対策を練っているらしい。この党の行方は誰も推測しかねるが、いずれにしても足腰を鍛えなければ政党の未来は難しい。あぐらをかいている候補者達もうかうかできないほどの戦略と戦術で勝利を目指すことが、政界の再選にもつながっていくではないか。
・(前)衆議院議員の三ッ林隆志氏が突然亡くなられた。まだこれからという50代。全て健康あってだということを痛感させられる。それにしてもこの猛暑の中、必死になって参議院選の応援していた氏の姿を思う時、これ又政治の非情と無常を感じざるをえない。一方、県議会議員4期の鹿川氏も突然辞職した。不可解な話だ。一体、氏の背景には何が起きていたのだろうか。県民の代表の去就がこんなにも簡単であっていいのだろうか。
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