コラム …埼玉の余話
・猛暑のせいだろうか。行政にもいろいろなたるみが生じている。さいたま市職員の汚職。これは積年のウミのせいだろうか。環境行政というきわめて大切な部署でこんな醜聞がでてくるようではたまらない。まず、行政環境の整備、例えば人事ではなかろうか。新市長がいくら頑張っても人事に誤りがあれば何もできまい。とにかく前市長の遺産をひきついでいるのだから。
・これは猛暑だろうか。選挙管理委員会なるもののずさんさ。例えば素人でもわかるような質問に答えることができない。そして、挙句の果ては県に問い合わせをするといって待っていると県の答えが何ともびっくりするようなものとなって返ってくる。さらに問いただすと“すみません。間違っていました”とくる。県民の税金で生活をしている行政のプロがどうしてこんなことになるのか。やはり自覚のなさと猛暑によるたるみなのだろう。公務員7訓をしっかり身につけ実践すべきだ。
・地域経済の振興なくして、豊かな国なぞ幻だ。“コンクリートから人へ”というスローガンがいまだにわからない。コンクリートあって人ということも厳粛な事実だ。県の入札であまりにも低すぎる――その価格で何ができるの?という落札をして下請けを泣かせる。そして挙句の果ては下請会社も倒産。こんな悲劇がいっぱいの世の中にさせたのは政治や行政の無能さだといって過言であるまい。こんな不況でも政治家や行政はつぶれることはないから平気で暑さをしのいでいるのだ。猛暑はいいから猛省すべきだ。
・リーダーは無能であってはならない。鋭い判断力を持つべきだ。人の幸せは経済という土台が絶対条件だ。この具体的施策をつくれない人は、人の上に立つべきではない。“美しい国”“友愛”ああ!暑い!そんな言葉で幸せはやってこない。まして安ければ良いという考えは禁物だ。デフレをどう考えているのか。その付けは市民にしわ寄せがくるのだ。リーダーは具体的な幸せの礎をつくることだ。
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