コラム …埼玉の余話
・民主党がテレビジャックをしていたような騒ぎがやっと終わった。そもそも、菅さんも小沢さんも本当の責任をとれない二人で、どっちが勝っても感激も感動もしないと決め込んでいた。菅さんの風格の無さは稚拙な演説との二人三脚だった。なるほどと、うならせるものはなかった。挙党一致という言葉も空虚だった。どこかのメディアが虚党一致と言っていたが、なるほどと思った。世論調査も怪しいものだ。大手メディアとネットとの差は諸説いろいろあるが、今どき自宅の電話のみに頼る調査は妥当なのか。そんな世論なるものに指令をうけて、政治家達が自分の行動を決めているとしたら茶番以外の何者でもあるまい。
・小沢さんはどうか?自分の生命まで賭けると言ったが、本当だろうか?一兵卒という言葉をこの人が使うといかにも芝居がかって見える。一つの脅しのように聞こえてならない。もう旬は終わったのではいか。権力はすだれを通して行使すると怪しげな効力を発揮するものだが、もう、そのすだれさえ無いのではないか。もっと言わせてもらえば、この人はどうして最初からの同士が皆無なのか。かつて揮毫を頼まれると、プイッとして小沢一郎の四文字のみを書いてきたという。やはり、大らかさや寛大さの欠如のなせる業だろう。自分のみが一番なのだ。そもそも政治主導なぞというものは、政治家が実行力はもちろん人間的にも優れた存在としてある時のみ有効であって、小沢ガールズとかボーイズが多数の中で、政治主導ほど恐いものはない筈だ。「たちあがれ日本」が、中選挙区制を提案してきたが安っぽい政治家が数多く生まれてくる小選挙区よりもずっとましだと思うが、どうか、小選挙区制なるものの主唱者は小沢さんだということも肝に銘じたい。
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