コラム …埼玉の余話
・地方議会に「動議」という言葉がある。予定外の議題ということで緊急な時に議員から発せられる。特に委員長や議長に議事の運営に稚さがあった時は、「議事進行について!」という動議が発せられ、議長は何よりも優先してその動議を受け、議事の円滑な運営に務めなければならない。しかし、議長も議員も不勉強な方が多いらしく、このルールがかなり無視されていて、多数派の横暴とみられる光景が県議会も市議会もみられて情けないことだと、ある博識の議員が嘆いていた。しかし、博識の議員の弁はわかるが、唯の評論家や議員はあくまで行為の人であって口舌の輩であってはならない。但し、議会人だから鋭い口舌も必要だ。理屈を言えば、身を捨てた炎のような口舌が今の政治家には全く欠如していると思われて仕方ない。
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