コラム …埼玉の余話
・自民党県議団に震度2から3ぐらいの地震が起きている。9月定例会の最終日に防災ヘリ費用の請求条例案なるものを提出しようとしたが、自民党県議団内での合意が得られず取りやめた。異例のことだ。よくわからぬがこの団にはA組(主流派)、B組(非主流派)があって、近頃はB組も勢いをましてきたようだ。来年の統一選で大物が欠けたりしたら自民党も様変わりをするのは間違いない。それにしても、19名の民主党は迫力に欠けて見えるのは情けない。
・今回、補欠選挙で当選した県議が2人いるが、東松山の人が刷新の会に入ったのは、どうみても奇異に感じる。自民党の代議士も応援したのに何故か?政治通に言わせると、自民党の力を弱めさせておいた方が良いと、東松山筋の政治の力が動いたという。そういえば東松山はそれなりの大物が陰に陽に動いているところだ。一方、坂戸からの県議氏は人柄が良いそうで、自民党筋からまでも“何で民主党に入ったの?”と言われているそうだ。一体、何なんだろう?
・県議会はもっともっと身近でわかりやすくあらねばならない。県議会は善し悪しは別として、政党制が敷かれているところだ。当選したいがためにあえて無所属を名乗り、地元の国会議員(前も含める)まで、自民か民主かの判断ができなくなってしまうほど巧妙な立ち振る舞いはやめることだ。無所属で立ったら、無所属を貫くべきだ。もちろん、政党の支持が得られないで、仕方なく無所属というならわかる。とにかく、有権者を騙すようなことだけはやってはならない。県議会がわかりやすくならなければ、地方の時代も程遠い。とにかく、政治はわかりやすくすることが、最も大切だ。
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