トップページ ≫ 教育クリエイター 秋田洋和論集 ≫ 「太平記絵巻(たいへいきえまき)」の展示埼玉県立歴史と民俗の博物館
教育クリエイター 秋田洋和論集
埼玉県立歴史と民俗の博物館では、平成23年6月21日(火)から8月28日(日)まで、当館所蔵の県指定文化財「太平記絵巻」巻第一、二、六、七、十の全5巻を展示する。
(展示スペースの関係で一部展示されない部分もあり。また、資料保存のため、会期途中で展示替えを行う。)
○太平記絵巻とは
畿内を主な舞台に、後醍醐天皇による鎌倉幕府の倒幕企図、その鎮圧を図る北条氏、新田義貞の挙兵や鎌倉幕府の滅亡など、約50年に及ぶ長大なストーリーを記した『太平記』全40巻を、絵画化したのが「太平記絵巻」。皇位をめぐる争いと武家勢力の離反が複雑に絡む一連の政治動向を、詞書とともに、色鮮やかな絵画で絵解きしている。
○作品の特徴等
本作に描かれた人物表現は表情豊かで、見る者を楽しませてくれる。また、屋根を取り払い、室内を見せる「吹抜屋台」(ふきぬけやたい)の構図法や、山や崖などで場面を分かつ画面構成、古絵巻の図像転用など、「太平記絵巻」は伝統に規範を求めていたこともうかがえる。このような長大で多様な内容の「太平記絵巻」を現代語の解説を加えて展示する。また、『太平記』に関連した浮世絵や版本も展示する。
会 期: 平成23年6月21日(火)から8月28日(日)まで
*休館日 6月27日(月)、7月4日(月)、11日(月)、25日(月)
8月1日(月)、8日(月)、15日(月)、22日(月)
開館時間: 9:00~16:30(7、8月は9:00~17:00)
ただし、入館時間は閉館時間の30分前まで
観 覧 料: 一般 300円、高校・大学生 150円
*中学生まで、65歳以上の方、障害者手帳等をお持ちの方は無料
交 通: 東武野田線大宮公園駅下車徒歩5分・JR宇都宮線土呂駅下車徒歩18分
問い合わせ: 埼玉県立歴史と民俗の博物館(さいたま市大宮市高鼻町4-219)
電話048-645-8171
ホームページ http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/
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