学校説明会に行くと、パンフレットには掲載していない

生の声が聞け、それぞれの特色がでるものだ。

その中で、B高校は特に印象に残っている。

夢を持ち、夢を追いかけるプロセスの中で人間性が向上し、

偏差値だけではない独自の教育プログラムを実践し続けている。

それと同時に、教師の育成にも力を注いでいる。

「学力を伸ばす努力を惜しまない、そして生徒の無限の可能性を引き出し、

トータル面でも人望の厚い教師にはそれだけの報酬をだし、

反対に面倒な事には目を背け、生徒の夢や思いを一緒に共感しようともせず、

ただ自分が楽をしてしまう様な教師には報酬を下げ、研修・訓練を積んで

それでも成果が上がらない場合は、辞めてもらう」と・・・。

一見厳しい様に聞こえるが、そこは教師の腕の見せどころ。

しかし、教育界ではまだまだ古い体質のまま、課題が山積み

なのであろう。

生徒は教師を選べないからこそ、この多感な時期に子供達にとって

教師との出会いは大きいと思う。

残念ながら中学校では、真面目で授業態度のいい子が内申が

とりやすく、そういった所で人としての価値も判断されている様に

感じるのは私だけではないだろう。

高校では、一人ひとりの子供の個性や良さを認め、伸ばしてくれる様な

教師との出会いに期待したいものだ。

さあ、今週から私立受験がスタートした。

受験生、健闘を祈る！！