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教育クリエイター 秋田洋和論集
いよいよ受験シーズンがやってきた。
私は中学校の内申点(通信票)に、疑問を感じずにはいられない。
昨年までは、2回だった受験が1回になったことによって、
内申点の比重が少なくなったとはいえ、中学校によって内申点のつけ方は様々で、
それによって公立高校の受験にかなり影響してくる。
受験する学校によって、内申点を加算する割合は違いがあるが、
すべての公立高校で、入試プラス内申点が義務づけられている。
内申点が悪いために公立高校の受験を断念したり、
自分の偏差値よりもかなり低い学校を受けざるをえない生徒もいる。
まさしく内申点は、子供の運命を夢を変えてしまうほど影響がある。
内申点をつけるのは中学の先生で、考え方や感じ方、見方によってかなり
違ってきてしまうのは無理はない。
もちろん地域によっても違いがでてくる。
果たして内申点のとれる子と、とれない子の違いはなんだろうか?
自分をうまくアピールできる子、表現のうまい子、手のかからない子、
字のうまい子・・・そうやっぱりまじめな子。
全員まじめで個性がなくなったら、いったい日本はどうなってしまうのだろう。
箱の中に同じ形の宝石ばかりではおもしろくない。
色や大きさ、輝き方が違うからこそおもしろい。
一人一人の個性を認め、それを伸ばす事が教育ではないだろうか。
先生の好き嫌いや感情で、子供達の将来を決められてしまうのは
あまりにもひどい話だ。
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