トップページ ≫ 教育クリエイター 秋田洋和論集 ≫ 最近の大学生が考える「自分自身の将来設計」について①
教育クリエイター 秋田洋和論集
急激に進む企業のグローバル化や就職活動の複雑化などによって,最近の大学生は大学生活を満喫する暇もないほどに忙しく,自己研鑽やインターンシップなど早い段階から「大学卒業後」に向けた準備を始めなければならないといいます。
今回は,早稲田大学学生部が発表した「学生生活調査報告書2011」を基に,最近の大学生が考える「自身の将来設計(キャリアプラン)と準備」について見ていくことにします。
●大学卒業後の進路希望について
全体では「民間企業」と回答した学生が47.4%と約半数を占め,「大学院へ進学」の12.1%,「公務員」の11.1%に大きく差をつけています。民間企業を希望する学生の割合は,
37.8%(04年),37.4%(05年),38.8%(06年),39.5%(07年),
46.3%(08年),41.7%(09年),45.9%(10年)
と推移しています。09年度の一時的な減少は前年のリーマンショックの影響が想像されるため,全体的には増加傾向にあることがわかります。文系・理系の比較では,民間企業を希望する学生については差がないものの,理系では大学院進学希望者の割合が文系に比べて高く,公務員志望者では文系が理系に比べて多くなっています。
(つづく) 教育クリエイター 秋田洋和
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