トップページ ≫ 社会 ≫ 埼玉を変えた男~上田清司の足跡を振り返る
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
埼玉県知事選挙告示まであと数日。上田清司知事も4選に向けて活発的に動いており、公務の間隙を縫って埼玉県内を縦横無尽に動き、政策を訴えて続けている。
上田清司知事は3期12年の間、県政改革に尽力し、様々な実績を作ってきた。1期目は「しがらみ一掃」などで、当時問題になっていた天下りや官官接待などを無くし、さらには県民に対し常に情報を発信し、「開かれた県政」を実践した。2期目は、埼玉県の自然再生、犯罪発生件数の減少、交通事故死亡者の減少のために力を注いできた。3期目は、「埼玉版ウーマノミクス」や「エコタウン」など、未来に向けた様々な施策を講じたが、1期目と2期目にしっかり地ならしができたからこそ、3期目に花を開かせることができたとの自負が本人にはある。
上田知事は、衆議院議員時代から「数字に強い」ことを武器にしてきた。数値やグラフをボードで示しながら報告をするのは上田知事の専売特許だが、常に数値が頭の中に入っており、その数値を踏まえて政策を立案し、実行している印象が強い。数字に強い人というのは一見クールに見られがちだが、上田知事は情に厚く、面倒見がいいという声がかなりあるのも事実。福岡県立三池高等学校で生徒会書記を務めた上田知事は、文化祭でエレキギターを用いた楽曲を演奏したいが、先生から駄目と言われ困り果てている友人の頼みで先生方を説得し、さらに友人には先生方が納得できるような秘策まで授け、舞台に立たせることに成功した、というエピソードが残っている。衆議院議員時代から党派を超えた人脈の広さを誇ってきたが、これらはすべて面倒見の良さと、人柄の良さによって構築されたものであり、この人脈がなければ、上田県政3期12年の実績はなかっただろう。
今後、さらに埼玉を発展させるためには、卓越した政治手腕を誇る上田知事の続投が望ましいと支援者たちは一様にいう。3期12年の実績を土台に、「2025年対策」を基本とした、どの世代でも安心安全に、そして豊かになれる政策で、ますます埼玉を光り輝かせたいという強い想いで、上田は四期目に覚悟をもって挑戦した。
※参考文献 「熱伝導知事 上田清司」(大下英治著 埼玉新聞社刊)
直木 龍介
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR