近くの公園を早朝に歩く

朝な朝なに秋が近づき

そよそよと頬を通りすぎる爽やかな風

ほの明るくなる東雲の空

犬を連れた人が遠くに見える

誰もいない公園

背もたれの丸いベンチに身をゆだね

おもいきり背を伸ばす

薄青い空にシルク色した雲のアート

なんて美しいのでしょう

しばらく背を伸ばしながら天を仰ぐ

亡き父の顔、母の顔にも見えるシルク色の雲

父さん母さん

黄泉の国で元気にしてますか

他の皆さまもお元気ですか

今地上では大変なことが起きているんですよ

天は気まぐれというか

母さんの大好きな鬼怒川が決壊し泣いてる人が沢山います

こうして天を仰いでいると嘘のように

穏やかに穏やかに雲のアートが流れていきます

朝日にあたり光っている雲も仲間入り

どこからかコーヒーの香りが

さー早く帰って美味しいコーヒー飲みましょう