トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 存在理由があるのか参議院
コラム …埼玉の余話
参議院の場をこどもたちには見せたくなかった。茶番の最たる光景だった。暴れる野党議員、飛び込みをする野党議員、さらには数珠をもって葬儀スタイルで投票するこれまた野党議員等々。これが参議院の姿なのだから参議院は無用とする声を理性的に受けとめることは容易である。そもそも参議院は良識の府ではない。そんなことはどこにも決められていない。
日本国憲法が定められた時、当時の国会議員たちが二院制なのだから、上院にあたる参議院はできるだけ衆議院とは違うスタイルをとろうと4割程度が無所属で、ある程度の独自性を保とうとしただけのはなしだ。現在はみな政党のもとに参議院はあり、独自性はひとかけらもない。カーボンコピーといわれるゆえんだ。
それでも二院制にこだわるなら、参議院は本当に少数の有識者、専門家の院とすべきだ。国民の莫大な税金を投ずることにそろそろ国民は目覚めるときに来ていることだけは本当のようだ。
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