トップページ ≫ 社会 ≫ 背中を魅せるおやじたち~ふじみ野市上野台小学校おやじの会
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
成功に向かい行動する過程には失敗はない。失敗ではなく経験に変わるからだ。失敗を恐れずチャレンジすることの大切さを教えたい。ひたすら行動する後ろ姿を伝えたい。
これは金八先生のセリフでもオリンピック選手の言葉でもない。
単なるおやじたちの言葉である。
地震・雷・火事・おやじ。昭和初期にいわれた怖い者の代名詞だ。平成でいうとするならば、地震・津波・台風・女房だろう。
近年はおやじの威厳というものがなくなってきた。
おやじが怖かったのは団塊の世代までではないだろうか。
その証拠に草食系男子が充満している世の中である。
女性が強い時代と言われている近年。
やはりおやじが頑張らなくてはいけない、子供たちのために何かをしなくては、と立ち上がったおやじたちがいた。
2003年、それはたった5人からの出発だった。
ふじみ野市上野台小学校のおやじたちだ。
その5人の心に賛同したおやじたちが今では50人ほど膨れ上がった。
そして「上野台小学校おやじの会」として大きなものを創りだす。
それはひとつの作品といっても過言ではない。
言葉通りの大きな鉄板でつくる愛情たっぷりのジャンボチャーハンだ。
なんと3m×1,8mの巨大鉄板である。
そのジャンボチャーハン。学校行事にとどまらず、学区内の地域行事、ふじみ野市の七夕祭り、また震災後の被災地釜石にて披露。
さらにその味は第一回東入間グルメ大会でグランプリを受賞したほどの美味しさだ。
このおやじの会、サラリーマンから公務員、自営業など職種は多種多様。ある意味、異業種交流の場でもある。子供を想う単なるPTAのため、何のしがらみもない。
またおやじの会には卒業がない。
子供が卒業してもおやじをやめないかぎり、おやじの会の一員である。
個性ある多くのおやじの色が相まって、一つの色、大きな輪をつくりだす。さらにそれが地域を活性化させる。子供達も、先生も、まちの人々も、おやじたちの力強さを感じずにはいられないだろう。
ふじみ野市上野台小学校おやじの会。単なるおやじではなく、後ろ姿がかっこいいおやじたちだった。
古城 智美
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