トップページ ≫ 社会 ≫ 間もなく所沢市長選挙告示~現職に「待った!」をかけることができるのか並木氏
社会
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明日11日、いよいよ所沢市長選挙が告示される。現職の藤本正人氏に対し、元市議の石井弘氏、所沢地区労議長の市川治彦氏、そして元衆議院議員並木正芳氏も立候補する意思を固めた。現職の藤本氏は市内外の各種団体や企業から推薦を受けており、柴山昌彦首相補佐官が支部長を務める自民党第8区支部も藤本氏をバックアップする。藤本氏に対し、住民投票が行われた防音校舎へのエアコン設置問題や所謂「育休退園」の問題など、続投を疑問視する声も多数聞かれる。藤本氏に対抗し、市川氏は「市民派」を掲げ立候補準備を進めていたが、いつの間にか共産党色が強くなり、引いてしまった人もいた。このままでは藤本氏優勢と、忸怩たる思いで成り行きを見守っていた人に、並木氏出馬が伝えられ、「藤本氏に対抗できるのは並木氏しかいない」と、一気に支援の輪が広がり始めた。民主党も友情支援という形で支援を決め、小野塚勝俊元衆議院議員を中心に、水村篤弘県議会議員や民主党所沢市議団も並木氏をバックアップする。しかし、関係筋によれば、民主が友情支援する裏には、大野元裕参議院議員の影がちらつくとのこと。事実、並木事務所周辺では、大野事務所関係者の姿も見かけるようになり、市長選終了後、並木氏サイドに、来年の参議院選への支援を取り付けたのではないかとの憶測も呼んでいる。今回の市長選で激戦になりそうなのが住民投票のきっかけとなった狭山ヶ丘中学校がある三ケ島地区、小手指地区、新所沢地区、松井地区、そして山口地区だろうとの噂である。前回の選挙では、当時の市長当麻よし子氏の地盤である山口地区に藤本氏サイドが大攻勢をかけ、ひっくり返したということがあった。現時点では藤本氏優勢と伝えられているが、選挙は一夜の内にひっくり返ることを関係者は絶対に忘れてはいけない。
直木 龍介
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