トップページ ≫ 社会 ≫ 「アトレ浦和」開業への問題点 ~ここだけの話~
社会
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東北大震災の日、浦和駅のシャッターが閉まった。
電車が動かず、寒空の下でたくさんの人々が暖を求めたのにもかかわらず、駅構内の広いスペースを一時避難所として開放することをしなかった。
「アトレ浦和」の開業に伴い、防災の問題が大きく取り上げられている。
JR側は水、カロリーメイト、毛布を用意していると言っているが、どれだけのものがどこに用意してあるのかははっきりしていない。
災害時の一時避難所としても登録されておらず、不安の声は多い。
また、東西通路を24時間開放してほしいとの意見もある。
「アトレ浦和」の駐輪場は500台、駐車場は47台とかなり少ない。
浦和駅の周りには伊勢丹、コルソ、イトーヨーカドー、パルコがあり、休日には近隣の駐車場は満車となる。
そのため一般道に並ぶ車が増え、バスは時間通りに運行できなくなり、駅周辺は大渋滞。それを防ぐために各駐車場の前には警備員を配置し、混乱を最小限に抑えている。
開業にあたり、駅周辺の駐車場は更なる渋滞を起こす事態が想定されるのに、アトレ側からは何の配慮もなされていない。
「あいさつもないまま、商売を初めるのか」と怒りの声があがっている。
浦和の商店街は33の商店街で成り立っている。
商店街の会合には各商店街の会長が必ず出席し、人と人との繋がりを大切に長い時間をかけて作り上げられてきた。
「アトレ浦和」のオープンまであと一か月。
安全で安心、便利で楽しい街づくりを目指して更なる発展を願うばかりである。
馬渕凜子
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