うわさの噂
まちで耳にした噂話、内緒話をこっそりお届け
先の統一選で惜しくも涙をのんだひとりにS君がいる。中学・高校・大学・就職まではいわゆるエリートの道を歩んだ。
しかし、小さい時からの政治家への夢はどうしても忘れられず、20代の若さで市議選に挑戦。朝な夕なに駅に立ち、声を枯らした。昼間は自転車で街中を走り、訴えた。結果は次点。くやしさに泣いた。
元来性格が良く、エネルギッシュな彼は、あえて週に3回から4回は肉体労働の職に就き、そこで働く人たちの苦しみと汗を共有している。さらに駅に立ち、さらに後援会活動に力を注ぐ。エリートだっただけに、かなりの難行苦行の筈だ。
しかし、彼の尊敬する先輩から「成功するには屈して伸びるんだ。屈することがバネになる!」と励まされた。さらに「あらゆることに忍耐する。そしてさらに進む。これが男の生きる道だ。忍んで進む。これ忍進だ」
S君はいま、「忍進」の二文字を全身にしみこませてがんばっている。
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