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コラム …雪んこの頑張って咲きます♪
競馬でも絶対的に強い馬がいるように、スポーツの世界でもスターであり、強きものがいる。
私の2年前の趣味はランニングだったので、Qちゃんである高橋尚子さんや有森裕子さんが私にとっての女王だった。
もちろん、競馬も趣味。メジロマックイーン、ナリタブライアン、ゴールドシップ、どの馬も惚れ惚れする。
最近の私の趣味はというと、小さなボールを打つゴルフだ。
大きなボールも苦手な私が小さなボールを打つなど、全くもって上手いわけがない。
ましてや、せっかちな私は、ゆっくり打つなど、時間の無駄だとも思ってしまう。まるで人生の修行のようなスポーツだ。
では何で始めたかって?まあ、オシャレをしながらスポーツできる、そんな簡単な理由からだ。(笑)
このゴルフというスポーツは、ひとりではできない。
ひとりのマラソンでは、根性、根性、ど根性で、ゴールを迎える。
だが、このゴルフ、2~4人のグループで行う。
ひととの交わりには笑いがなくてはならないと思っている私にとって、更なる試練。
だめになった時こそ、笑おう。良かったときこそ、クールに。(無理かな、汗)。
そんなこんなでランニングシューズを脱ぎ、ゴルフシューズを履き、およそ1年半。
本当に、山あり谷ありだ。
マラソンは努力すれば前に行ける。
ある意味、趣味での初めての後退。
ここで終わって、次の趣味にうつることも簡単だが、前述の趣味で根性だけはあるので、頑張るしかない。
そう思っていたとき、今年の賞金女王が昨日決まった。
韓国のイ・ボミ選手だ。容姿も美しく、スウィングもさらに美しい。美を極めたといっていい。
まるで競馬のディープインパクトのようだ。インパクトも美しい(ちょっとしたシャレだ)。
イ・ボミ選手。昨年、お父さんを失くし、日本という異国の地でお父さんの夢を叶えた。
日本のジュニアからあがってきたものにはお嬢さまが多いが、このイ・ボミ、10歳でクラブを握ったが、家計は苦しく、コースで実戦経験を積む機会も限られ、砂を詰め込んだ軍用ダッフルバッグをひたすら叩いて練習するしかなかったという。2008年のプロ転向後も、ケガで苦労が絶えなかった。
しかし、2010年、3勝をあげ、韓国の賞金女王となった。
2011年からは日本のツアーに参加し、2014年までにメジャー2勝を含む8勝を達成。
そして昨日、彼女の涙とともに、女子ツアー初の2億突破、今年の賞金女王となった。
この女王イ・ボミに日本中のゴルファーが魅せられた。
ゴルフとは、一に努力。二に努力。三にメンタル、四に美。
まだまだ私は一の段階だ。四にたどり着くには何年かかるのだろうか。
だからこそ、この小さなボールを打つのが面白いのかもしれない。
涙こそはみせないが、いつか、イ・ボミ選手のように美しく、グリーンで舞う自分を想像しながら、努力するとしよう♪
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