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コラム …埼玉の余話
いい加減な男が心にもなく「反省します」という時ぐらい虫ずが走ることはない。
何故ならその場しのぎの用語とし、「反省します」を吐いているようなものだからだ。何かの時によくある言葉の風景だ。
反省とは深い言葉だと思う。それは二度と同じ過ちをしないという強く深い覚悟があっての言葉であり言動であるからだ。どんな一流の人達も人生において一度や二度は失敗をしているのが普通だ。だがそこで真の反省をして立ち上がり、新たな自分を構築し、分厚い人生をつくりあげていくからこそ成功し、一流人と呼ばれるのだと思う。
先日の大阪知事、大阪市長選で大敗北した自民党の反省なぞあきれてものが言えない。
「準備が足りなかった」うんぬん。いやしくも自民党は日本の天下政党だ。いまのところ、この自民党に勝る政党は皆無だ。だからこそ、地方の選挙であろうとも本当の反省心があれば、さらに盤石な政党に成長する筈だ。
ひどいのは民主党だ。この党の反省力は存在するのかすら怪しい。自己の誤謬性を認めないものに、進歩も発展もあり得ない。
ついでに、埼玉知事選の自民党の反省会も少しひどすぎた。「こんなにまとまって戦った選挙はなかった」にいたっては、もう頭が真っ白になった。
多くのひとが支持し信頼している大政党が、しっかりまとまって記録的な大敗を喫するなんて、これではシャレにもなる筈がないではないか。
政治家も政党も本当の反省力をもっていれば、未来はかなり明るくなる筈だ。
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