トップページ ≫ コラム ≫ 男の珈琲タイム ≫ 青年よ偏差値に負けるな!
コラム …男の珈琲タイム
いつの頃からかおかしな教育がはじまった。 偏差値万能教育だ。このままでは豊かな人間はでてこない気がしてならない。もちろん、学生の本分は勉学にあることはいうまでもない。しかし、偏差値に偏りすぎて、人間いかに生きるべきかの勉学があまりにもおろそかになりすぎている気がしてならない。
こんな落語の一節がある。「おいお前、何で寝転んでテレビばかりみているんだ!」と親が叱る。「だけどさ何で勉強!勉強というんだい?」と息子。「馬鹿野郎!いい大学へいけば、いいところへ就職できていいじゃない」。「へえ、いいところへ就職できるとどうなんだい?」と、息子が親をからかう。「そうすりゃ、寝てくらせるようになるんだよ!」と親。息子がにっこり笑って言った。「だから、俺なんかすでに寝てくらしているじゃないか」
愉快なシャレだ。
若者は、志をもって日本の九割以上を占める中小企業に乗りこみ力をつけ、社会に貢献することこそ大事だ。教える者は多様な人生を悟し、価値観は決して1つではないことを教えるべきだ。学校の選択も、その学校の歴史や成り立ちについてまで教え、牛後とならぬ教えを説くことではないか。
親や教師が豊かな発想をしない限り、決して子供達はりっぱな社会人になる筈がないと確信している。
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