トップページ ≫ コラム ≫ 雪んこの頑張って咲きます♪ ≫ ベッキー問題とずる賢さ
コラム …雪んこの頑張って咲きます♪
昨年に引き続き芸能ネタになるが、世間を賑わすベッキー不倫問題について語ろう。
ここでいっておくが、私は特にベッキーのファンではないので中立の立場である。
しかし、手元の握りこぶしを隠しながら、何かと闘っているベッキーの会見をみて少しばかり同情をした。
昨年、社会記事、物申すシリーズ(http://www.qualitysaitama.com/newspost/36843)で述べた上西議員のしたたかさがないベッキーは、不倫は認めないものも「彼の実家に行きました」と正直に語った。
上西議員は国会を仮病でさぼり、秘書の実家に行った。それなのに、仮病ではない」と言い切り、スキャンダルをも金に変え、バラエティー番組に出演、写真集までだすというある種のズル賢さ。
いや、昨年末、週刊誌で元秘書に仮病やらをしっかり暴露されたのだから、脇が甘いというか、賢さはマイナスでズルだけではあるが…。
「ずる賢い」という言葉。
私はこの社会を生きていくのには、ある意味必要なものだと思っている。だからこそ、上司にも「ずる賢いですね」と平気で言う。
なぜか。少し脱線するがその理由を述べよう。
私は、昔から頭を使うゲームが好きだ。いや、単に頭を使う文字通りのゲームではなく、ずる賢さがなければ勝てないゲームが好きである。
その最たるものが、「ばばぬき」だ。
持ってないふりして平常心を装い、相手を翻弄させる。
「持っているの?」の問いに、まわりを惑わすために「そうやって自分が持っているんでしょ!」と嘘を並べる。騙すか、騙されるか。
「7ならべ」もそうだ。自分は出せるカードを持っているのに「えー出すカードないよ、配ったひとが悪いね」と平然と言う。相手が出せないようにわざと出さない。よくいえば、戦略と戦術だ。
戦略と戦術を練るにはやはりずる賢くなければならない。
ずるはだめだ。勉強ができる、頭がいいだけの賢さだけでもだめだ。正直過ぎてもだめだ。
ベッキーに戻ろう。
私の見解だが、ベッキーは恋愛経験がなかったのだろう。彼女にとってはじめての恋、そして彼女が清純すぎたため、まわりを見る冷静さに欠けていたのではないか。松田聖子のように経験が豊富であると同時にしたたかでずる賢さがあったのなら、彼女のようにこんな騒動をもプラスに利用できたかもしれない。
レギュラー番組、CMスポンサーのこと。そして妻帯者である彼のこと。
騒動後の彼の1月13日発売予定の新アルバムのタイトルが「両成敗」。
出来過ぎだと思うのはマスコミでも騒がれているように、多くのひとが思っている。
さらに、ラインの流出、彼ではないかもしれないが、彼側の人間か妻か…としか思えてならない。
この問題から学ぶとすると、結局、この社会に生き抜くには「ずる賢さ」という能力も時に必要である。
ゲスとズルはだめだ。ベッキーのような正直な賢さだけでもだめだ。
だからこそ、私はこれからも上司に「ずる賢いですね」と褒め言葉として言うつもりである。(笑)
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR