うわさの噂
まちで耳にした噂話、内緒話をこっそりお届け
市井(しせい)の人たちの評判は、そんなにはずれるものではない。しかし、たいていの市井の人たちは選挙で誤ってしまう。感じがいい。イケメンだ。あいさつがていねいだ等々。人間の本質とは違うところで判断してしまうからだろう。それで後になって品定めがはじまる。
市長さんの領収書でも触れたが、H市長は支持者を裏切り、もらってはいけないものに手を出し領収証まで出していた。四年前にやっとのおもいで市長になったKさんは、誰のいうことにも耳を貸さなくなって職員を怒鳴り飛ばして、田舎のヒトラーとまで呼ばれている。Tさんは笑顔が売りもので市長になったが一年もたたずして高飛車になり、協力してくれたひとの電話にも知らん顔。お偉いさんになって君臨しているそうだ。来年が選挙だというから、またつくり笑顔のトレーニングを始めたとか。派手に新春の集いを企て、いつのまにか他人の言葉には耳を貸さなくなったGさんは有力新人の出馬の噂に身を縮めているという。Oさんは非礼にして暴言居士となって、田舎の帝王となったが、これまた、有力新人の出馬に夜も眠れなくなっているという。普通に、真面目に約束を守りつつ生きていれば、ここまでおびえなくてもいいのだが、人格に大きな欠点があるのか、それとも市長の椅子は人を変えてしまう魔法のそれなのか、いずれにしても恐いことだ。だまされた市井の人たちはもう懲りて利口になったのかわからないが、民主主義はそんなに人を利口にするシステムではないのかもしれない。
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