トップページ ≫ 社会 ≫ がんと診断されたら国に届ける義務!~全国がん登録
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
今年1月から「全国がん登録」がスタートした。
いやな言い方だが、マイナンバーに引き続き、がんをも国に管理されるということだ。
冒頭からマイナス的なことを述べたが、この全国がん登録とはどのようなものか。
全国の病院と都道府県が指定する診療所は患者をがんと診断したら必ず都道府県に報告しなくてはならないというものである。その内容は、患者の氏名、年齢、がんの発見経緯、進行度などだ。
これにより、正確ながん統計がまとめられる。新たにがんと診断された人が何人いるのか、どのがんがどの地域に多いのかなど明らかになるとともに、住民の死亡情報とがん登録データから、がん患者の部位別、地域別などの生存率を測ることもできる。
また、今後のがん対策、予防や治療に役立つというものだ。
しかしながら、冒頭に述べたマイナンバーもそうだが、それを悪質に利用するものがでるのではないかとの懸念が生じる。
さらに、がんなどの病気は最もひとに知られたくないもの。このプライバシーが守られるのか、不安が大きいことも否めないものだ。
このご時世、最も病状が外部に出ることを恐れる政治家のがんも、もしかしたら明るみになってしまう、何てこともないとは限らないだろう。
古城 智美
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