桜は春の訪れを告げる花であり、さいたま市の花木としても親しまれている。桜の名所として広く知られている大宮公園は、桜の咲く時季になると大勢のお花見客でにぎわう。
展示では、さいたま市域の桜の名所である大宮公園と与野公園に焦点をあて、桜の名所として歩んできた歴史を、残された記録、書籍、観光案内や写真などからたどう。また、植物としての桜の姿を観察するとともに、日本の花見の歴史に触れながら、日本人の桜を観賞する文化について見つめなおす。

• 会期 平成28年 3月12日（土曜日）から5月8日（日曜日）
• 時間 午前9時から午後4時30分
• 会場 さいたま市立博物館 1階 特別展示室
• 休館 月曜日（祝日は開館）、3月22日（火曜日）、5月6日（金曜日）

展示構成
1．桜の姿－植物のサクラ－
2．桜の種類
3．花見の流行－江戸の花見－
4．与野公園と大宮公園
5．さいたま市域の桜

講座
1. 「さいたまに関わるサクラ」
日時 3月12日（土曜日）午後2時から午後3時30分
講師 勝木　俊雄　氏　（国立研究開発法人森林総合研究所主任研究員）
2.「桜と花見の近代－さいたま市域の事例から－」
日時 3月26日（土曜日）午後2時から午後3時30分
講師 重田　正夫　氏　（さいたま市史編さん審議会委員）

・会場 さいたま市立博物館 講座室
・定員 50名（先着順）
・申込み 　電話で博物館にお申込み（TEL 048－644－2322）
※1.は2月23日（火曜日）午前9時から、2.は3月7日（月曜日）午前9時から受付開始展示解説

展示解説
博物館職員による展示解説（申込み不要）
1.3月20日（日曜日）「桜からみる与野公園・大宮公園」
2.4月16日（土曜日）「江戸の花見の楽しみ方」
午前11時から、午後2時から （各日2回 各30分程度）