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元リクルート取締役よりメッセージ:ビジネスを通して社会を変えていきたい
~賢さから優しさへ、難しさから易しさへ~
~頭(かしこさ)から心(やさしさ)へ~
社会
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元リクルート取締役よりメッセージ:ビジネスを通して社会を変えていきたい
~賢さから優しさへ、難しさから易しさへ~
~頭(かしこさ)から心(やさしさ)へ~
2016年04月26日
==ビジネスは『頭(かしこさ)』から産まれたものではなく『心(やさしさ)から産まれたものである==
私のもう35年来変わらない想いです。では、ビジネスはどう誕生してきたのか、ビジネス誕生の『源』、私の想いは「人間のあたりまえ」に行き着きます。
ヒトは自分一人では生きていけない、自然界、野生界の弱肉強食の世界では「食べられてしまう」側の弱い生き物、それが「ヒト」。ひとりでは生きていくことができない弱い動物は群れ・集団を形成して生きていく。
ヒトと言う動物が形成する群れ・集団、これが「社会」。そしてこの社会で生きることが「生活」であり社会で生活するヒトが「人間」。(私の行き着いた単純な定義です)
誰かが自分のために何かをしてくれている、誰かが自分を支えてくれていることで初めて“今の自分の生活”が成り立っているのです。
誰かが自分のために何かをしてくれる・・そんな時に自然に人間の心に湧き上がってくる「気持ち」そして「言葉」があります。
それは『ありがとう』。私はどうして「ありがとう」の気持ちと言葉が湧上がってくるんだろう、と考え、一つの結論に至りました。
『ありがとう』のことばが出てくるにはひとつの『真実』の存在があるんです。それは「今回は私が貴方に助けてもらった」「今後、貴方に助けが必要な時に私のできることがあれば今度は私が・・」こんな想いの存在。「心の『つけ』」です。この「心のつけ」を人間が発明した『貨幣・お金』と言う手段を用いて将来・今度、ではなく「今その時その場で」精算する、これがビジネスの誕生なんだと思うのです。
ですからビジネスの入口は全て「どうしたらお客さまが『ありがとう』と想っていただきその気持ちの表れとしてお金をいただくことができるのか」を考え行動していけばいい、これだけなんです。
総てのビジネスは『人間がより活き活きと楽しく安心して』『夢と幸せの実現』・・・「より人間が人間らしく生活していく」このサポートのために存在する、そう想い続け動き続けてきています。
ビジネスを営むにあたり一番大切にしなければならないものは何か。難しく考えるのはやめましょう。一番大切にしなければならないのは『お客さま=人間』。これしかありません。迷った時には頭(カシコサ・ガクモン)に頼ることなく心(ヤサシサ)に立ち還り「人間」に戻って迷いの基となった自分の動きをふりかえればいいのです。
こんなあたりまえに立ち還って考え動く人が増えて行けば組織(二人以上の人間の集まり)、即ち家庭も職場も会社もそして社会も優しい易しい集団になっていくと想います。
入村道夫(にゅうむら みちお)
<著者プロフィール>
昭和24年 新潟県出身 中央大学商学部卒
昭和46年 株式会社日本リクルートセンター (現 株式会社リクルート) 入社
38年3ヵ月のビジネスマン生活のうち、(株)リクルート取締役経理部長 (株)リクルートコスモス(現 (株)コスモスイニシア)常務取締役など取締役・顧問を21年3ヵ月務める。
経理部門に一貫して携わりながら兼務にて販売管理部門、経営企画部門、システム部門、関連会社(国内外)経営を担当・実践。
1988年リクルート事件以降連続してのバブル崩壊グループ再構築等取締役20年間は「考動」の連続
平成21年 個人事業主として「Decision-Making Partner にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ」開始
- 参考
- にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ
- http://ameblo.jp/nyuudou/
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