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コラム …埼玉の余話
参議院の選挙の前削戦がはじまった。はたして参議院は日本にとって必要なのかという議論はさておき、今回は一強自民対野党連合という構図だ。
先日、浦和駅西口で民進党がビラを配っていた。「何故、共産党と組むのか?」という問いに県会議員のKさんは笑って答えなかった。というより、答えられなかったという方があたっているかもしれない。憲法観も自衛隊観もまったく異なる政党と組むのだから、まっとうな頭脳の持ち主なら当然だ。しかし、民進党の政策幹部は「民進党と共産党が組むのは、自民党と公明党と組むのと同じです」といとも簡単に話していたが、大きな誤りだ。自民党と公明党は根幹に関する政策ではそんなに違いがないからだ。
政権をとるなら何でもありでは国民は納得する筈がない。国民はそんなに愚かではない筈だ。
水と油はどんなに混ぜても決してまじわらないのは、誰もが知っている。だが、もしかして、水と油に例えたなら、共産党は党の網領からいって革命油という名に近いから、民進党は同じ水といっても油になりたい水なのか?
まさかと思いたいが、何んとも不思議なのは筆者のみではない筈だ。
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