トップページ ≫ 社会 ≫ どんとこい認知症!~さいたま市薬剤師会主催~
社会
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「どんとこい認知症」の文字に強い興味をもった。
平成28年7月10日(日)浦和ロイヤルパインズにて、一般社団法人さいたま市薬剤師会主催の第6回市民講座が東京都医師会理事・平川病院理事長の平川博之先生を講師に招き開催された。
興味深い題材に会場には定員160人を超える人々が集まり、大盛況。
始めにさいたま市薬剤師会会長の堀野忠夫氏は、地域貢献のために少しでも役に立ち、そして薬剤師が町の科学者と言われるように日々努力していきたいとあいさつ。
平川氏は、最初にさいたま市の認知症ガイドブックを高く掲げ、認知症についての不安を解消し、共にさいたま市で安心して暮らしていくための術が全部書かれていてすごいと絶賛。
最近では有効な治療法が利用できるようになってきていることを知ってもらい、受診することを恐れず早期に医師に相談することが大切なのだと語った。
認知症は精神の病気ではなく、身近で誰もがかかりうる脳の病気であると強く訴えた。
実際にかなひろいの認知症テストを2分間実施しながら、認知症の主な症状を説明。
認知症を家族にもつ大変さを話し、すべてを受け止めることをしようとしてはいけない、まずは見守ってほしい、一人で抱え込まないことが一番大事であると強調。本人も家族も同じくらい辛いことなのだということの実話を交えながら話した。
認知症はごくごくありふれた病気であり、決して特別ではない!と結んだ。
「認知症の測定器はないか?」と91歳の男性が質問。
「確かにどこからが認知症かを判断するのは医者によってそれぞれ誤差がでてきてしまうので、この質問ができるということはすごい」と穏やかな口調で返答する平川氏。
寿命が伸びる一方で、認知症は85歳以上で3人に1人がかかってしまう病気なのだ。私も高齢の父母をもち、決して他人ごとではない。
自らの最後を「ピンピンころり」で迎えるために、日々の食事、運動が大切であることを考えさせられた。
6回目を迎えたさいたま市薬剤師会主催の市民講座が、大盛況の理由として身近で興味深い題材の選択がある。更なる期待が高まる。
馬渕 凛子
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