リオデジャネイロオリンピック開幕まで残りわずかな時間となったが、オリンピックといえば”五輪マーク”。その色は青、黄、黒、緑、赤の五色のリングだ。

これは、1920年にIOC創立20周年記念式典の際に公表され、オリンピックの創始者であるピエール・ド・クーベルタン氏が考案。それから100年あまり受け継がれているものである。

この色の意味は何か。

各々のカラーは世界5大陸である、アメリカ大陸、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、アジア大陸、オセアニア大陸を表している。

では、私たちアジアは何色なのか。黄色人種だから黄色？

ちなみに他の色は青がオセアニア、黒がアフリカ、緑はヨーロッパ、赤はアメリカという噂があるようだが、JOCはこの色について、どの色がどこの大陸を表しているというものではないと断言している。

全世界の人たちが平和の精神のもと、スポーツで手をつなぎ合おうという意味合いのもと、リングが重なり連結している。

世界中の人々がスポーツで繋がるオリンピック。

テロが身近といえる今、あらためて、オリンピックで平和をうたい、世界中が一致団結するべきときだ。

現地時間で明日はじまるリオオリンピックの開催期間は約2週間。8月5日(金)から8月21日(日)まで。開催地ブラジルと日本の時差はおよそ12時間であるため、日本時間は8月6日(土)から8月22日(月)まで。

開会式は6日の午前中に放映されるが、明日５日、男子サッカーの予選リーグ、日本対ナイジェリア戦が午前10時よりキックオフされる。

また注目は112年ぶりに復活したゴルフである。

個人的には「リオで金メダルだべ」発言の女子マラソン福士加代子選手に注目をしたい。

日本選手団が開会式で着用する真っ赤なジャケットは「情熱〜真紅に宿る、太陽の熱量をちからに〜」というコンセプトのもとに高島屋が製作したものだが、私たちみる側も夏の暑さを負けない熱き声援を送り続けようではないか。頑張れ、日本！

古城　智美