トップページ ≫ 社会 ≫ トランプと小池百合子・二人は心理を読む達人
社会
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トランプと小池百合子ははじめから有力候補ではなかった。しかし二人は本当の世論、時代の風を知っていた。さらに人の心理を読む達人だ。二人は真のエリートではない。トランプは借金王から立ちあがった。二回の離婚を経験した。小池百合子は、数回も政党を渡りあるいた。離婚もした。美人だがエリート臭がないのが彼女の徳であり得だ。そして選挙は理性よりも感情だということをよく知っていた。アメリカのどうにもならない閉寒感をうち破るには暴言こそ有利だと知っていた。上品ぶったヒラリーには対局の下品が良かった。良いか悪いかではない。エモーションこそ人間を動かすダイナモだとトランプは知っていた。個人としてのトランプは情が熱く上から目線を嫌っていたという。下品で暴言王の異名を持ったトランプはマスコミまで敵にして今のアメリカに必要なのは”強さ”だと信じた。国民はこういう異色の男しかアメリカを変えられないと思ったのだ。小池もまた都政の閉寒感を破るには現住所の自民党公認候補にまで堂々と挑んだ。自民党からのあらゆるしめつけにも負けなかった。都民はそういう小池の強さに双手を挙げたのだ。時の要求と強さへの期待が勝利の鍵だ。余談だが、トランプのつぶやきが聞こえてくる。「どうだ、俺自身の信じたトランプ占いがあたった!ババぬきにも成功した。エリートのヒラリーをヒラリーとかわしたじゃねえか」
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