トップページ ≫ 文芸広場 ≫ 20年ぶりの連続ドラマ「逃げ恥」にニヤニヤ
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話題のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が毎回視聴率を伸ばしている。かくいうわたしも、どハマリしている。
ラジオが大好きなことは何度かここでも書き、テレビはほとんど見ないわたし。でも、20年ぶりの時を経て連続ドラマというものをみている。久し振りにドラマを見ると、CMが多いことが気になったり、ドラマに出ている俳優がCMにも出演していて、一瞬ドラマ本編かと勘違いしたりして、どうも不慣れなテレビとの付き合い方に我ながら苦笑。
さあ、そんなはなしはさておき、何故こうもハマってしまったのか。いくつかどハマリ理由は考えられるが、第一には主人公みくり役のガッキーがとにかく可愛い。笑顔の輝きとしぐさの愛らしさに見とれてしまう。仕事として契約結婚した相手の平匡さん(星野源)との間に親密さを醸し出すために始めた「ハグの日」に、両手をひろげてハグをせがむ姿ときたら、それはもう!お腹いっぱい!ごちそうさまです。
理由その2は、プロの主婦業をこなしている様子がいい。主婦業の奥深さも表現されている。みくりが作る料理はほんとに美味しそう。そのうち料理本も出版されるに違いない。
理由その3は、みくりと平匡さんのムズキュンと表現される心境にさせられるところ。ふたりの距離がなかなか進展せずに、じれったくてムズムズして胸がキュンとさせられる。忘れちまった気持ちを思い出させられたりして、これまた胸キュン。
理由その4は、多彩な俳優陣による「多様性」の表現がいい。このことについては、原作本の作者あとがきにあったのだが、ドラマ脚本家が「このドラマでは多様性を描きたい」と言っていて、作者は自分の描きたいことが伝わっていて頼もしく思ったと書いていた。契約結婚、独身の若者やキャリアウーマン、家庭第一サラリーマン、ゲイとさまざまな立場のひとが描かれていて興味深い。
他にも、みくりの妄想癖には親近感も湧くし、昔から好きだった石田ゆり子のナチュラルな美しさもいい。
原作はまだ未完。マンガ好きな方にはこちらもおすすめ。個人的にはキャリアウーマン百合の大人な核心をついたセリフにしびれる。原作は終盤に入っている。どんな終らせ方になるのか、原作もドラマも目が離せない!!
檀 ままこ
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