私には自分を振り返るときが一年で二度ある。

それは私の誕生日。

私の誕生年のワインを飲みながら、人生を振り返る。

熟成されたワインがその深みを教えてくれる。（歳がわかるでしょ　笑）

そしてもう一日。

年に一回のボージョレヌーボーの解禁日。

ボージョレヌーボーをグラスにそそぎ、まずその色を確かめる。

若い色だが、宝石のルビーのように美しい。

その年の出来を舌で堪能する。

勿論、私の今年の出来も。

私の出来なんて、自己満足だが・・・。

ワインはなぜか私に似ている。

赤を着飾らなきゃいけないが、中味は全く違う。

保存する温度、飲むグラス、そして注ぎ方によっても味が違う繊細なものだ。

そう、ワインには様々な味があるのと一緒。

私にも色んな顔がある。

バカな私。癒しの顔。気取った仕事の顔。

でも本当の私は誰にもわからない。

だって百面相だから。(笑)

だからこそ、私は人生をある種の役者として堪能している。

多くの役をするからこそ、ひとの心がわかる私でいたい。

みんなに好かれる役者ではなく、私を好きでいてくれるひとを大切にまた日々精進しようと。

今宵の私にも昨日の私にも、この一年の私にも、乾杯♪

ここで明かそう。

本当の私は孤独を好む根暗である！？(=^・^=)