社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
韓国のパク・クネ大統領が窮地に立たされている。支持率4パーセントとは、すでに国民の支持をまったくうけていないということだ。それでも退陣しないということは、法律によって現役中は逮捕されないということによって、首の皮1枚つながっているということだ。
そもそも韓国の大統領はほとんど幸せな人生を送っていない。なかでも16代大統領ノム・ヒョンは職を辞した後、自殺まで追いこまれている。苦学力行の持ち主であらゆる辛苦をなめながら頂点までのぼりつめ墜落した。彼は生前、有名な言葉を残している。「政治は得ることより失うことの方が多い」と。
ひるがえって日本。やはり政治家で幸福な生を全う人はそんなに多くない。タフに動き、タフに闘い、そして不幸な最後を迎えることになるとは何んとも不思議で理不尽なことか。
埼玉県の知事も、市長もやはり末路は悔し涙をこぼして去っていった人が多い。権力の蜜と毒の本質的な存在を熟知してこそよき政治ができる筈だが、難しいはなしだ。
来年、川越市長選、さいたま市長選、ふじみ野市長選等と続くが、どうなるのか?
政治家と幸せという問題は、きわめて深刻なのだ。
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