文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
体力づくりのために歩くようになった。近所に広い公園があるので、そこを歩く。園内にはランニングやウォーキングに適したコースがあり、そこを2周するのがわたしにはちょうど良い距離だ。
日曜日は特にたくさんのひとで賑わっている。子供連れの家族が多い。パパと娘というパターンも多いが、わたしはつい見てしまう。あまりじっと見ては失礼なので、気付かれぬようにして見る。(わたしって、あやしい?)パパと娘の甘い雰囲気がいいのだ。パパは、駄々をこねる娘に口では注意しながらもデレデレしている。
親子でテニスする姿も。自分は運動嫌いなので、一緒にスポーツっていうのはちょっと憧れる。
歩いているとたくさんのひととすれ違う。ランニングする人も多いが、腕にスマホを付けている。最近はランニング用アプリが様々あるので、活用しているランナーも多いのだな。
高齢の方と歩く制服を着た施設職員らしきひともいる。この周辺には高齢者施設が増えている。入所者を散歩に連れ出したのだろう。手をつなぎ、おしゃべりしながらゆっくりと歩いている。
また、別の高齢の方は、足に障害があるらしく、補助具を使ってお友達と歩いている。
夫婦で談笑しながら歩く姿も。わたしもいつかは仲良く一緒に歩くなんてこともあるのだろうか。
公園を囲む外周路沿いにもベンチがある。外周路を挟んで隣には川が流れ、鴨などが泳ぐ。巨大なカメラを携えてシャッターチャンスを待つ初老の男性がいる。ベンチでギターを奏でる男性も。少し悲しいメロディーが流れている。
そろそろ帰宅しようかと外周路から外れたところには、地べたに座ってタバコの煙をぼんやり眺める高齢男性が。
日曜日の公園には人生が密集している。
檀 ままこ
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