うわさの噂
まちで耳にした噂話、内緒話をこっそりお届け
坂下直治さん(75)仮名は自称人間学の大家だ。何しろ若い時から大病や失業、倒産、離婚とあらゆる艱難辛苦をなめつくし、人の非情さや、汚さ、ずるさを知りつくし、「青きはサバの肌にして黒きは人の心なり」を座右の銘にしている大苦人だ。だから本人曰く「俺はヘタな大学教授より人間学では誰にも負けないよ」と豪語して憚らない。
坂下さんが言うには「人間で一番ダメなのは、将来性がまったくない奴だ。こういう奴の特徴はまず、反省心がないこと。そして、見栄だけ張って、強がりばかり言っている奴だよ。小生意気で自分の主張ばかり言い張って他人のいうことには耳をぜんぜん貸さない!それでいて後悔は人一倍するんだけどすぐ忘れてしまって、何かあると自分だけが正しくて、悪いのはみんな他の者だと思いこんでる人間。こういう奴には将来はないよ。人間、どんな奴でもちったあ、将来がなけりゃあね」を断言。あとで聞くと、人間のうち6割近くはこの手の輩だそうだ。野の賢人はやはりみている。
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