文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
昨年は休んだが、今年は作ってみようと材料は準備していた。準備って、みそ作りのことだ。基本的にめんどくさがり屋なので、手作りみそなどハードルが高いのだが、実際やってみると意外と簡単なことは経験済み。2年寝かしたみそをいま使っているが、やはり手作りは美味なり。久し振りに作ってみたくなった。
本当は寒い時期に仕込むものなのだが、気が付けば暖かい季節になってしまった。うまくいくかはわからないけど、仕込んでみるか。
みそ作りの前日の晩に、大豆を水にひたしておく。朝起きると、大豆が水を吸ってボンッと大きくなっていて、驚く。圧力鍋(普通の鍋でもOK)に大豆がひたひたになるくらい水を入れ、強火で20分加圧してから自然に冷ます。ゆで汁をきって温かいうちに大豆を潰す。(この時、ゆで汁をとっておく。)わたしは、ビニール袋に入れた大豆を瓶で叩く。大豆はやわらかくなっているので、簡単に潰すことができる。この工程は、楽しい。別途、塩と麹を混ぜておき、そこに潰して冷ました大豆を加え、ゆで汁を加えて、耳たぶ位のやわらかさになるまで混ぜる。レシピには耳たぶ位ってあったけど、いまひとつよくわからない。でも何とかなるのが、みそ作りのいいところ。適当で大丈夫。混ぜたものを丸めて玉にして、隙間なく容器に詰めていく。詰めた後は表面を平らにして、空気が触れないようにラップで覆って、重しをのせてふたをする。そのまま涼しい場所で保存して、待つこと6~10ヶ月程度で出来上がり♪
意外と簡単なのだ。大豆、麹、塩を混ぜて寝かせるだけ。人間がやることはみそ作りのごく一部。一番の働きものは麹菌で、毎日24時間働いておいしいみそを作ってくれる。有り難や。
興味のあるひとは、次の冬にやってみては?麹菌の神秘を感じてみよう。材料は自然食品店や生協で手に入る。レシピはネットで自分に合ったものを探してみよう。わたしの使った材料は以下のとおり。
(材料)出来あがり量約3.5㎏
・大豆1㎏
・麹 1㎏
・塩 500g
檀ままこ
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR