トップページ ≫ 社会 ≫ 卓球日本は本物だ!世界は日本の卓球にくぎづけだ。
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世界選手権が開かれている卓球。世界の注目は日本の快進撃に集まっている。しかも男女共だ。
10代の平野、伊藤、張本の男女は東京オリンピックの優勝候補であることはまちがいない。最も驚いたのは一昨日の混合ダブルスだ。日本の吉村真晴、石川佳純のコンビが奇跡の逆転優勝だ。しかも最強中国ペアに3ポイントリードされ、あと1ポイントとられれば惨敗という窮地を一挙にばんかい。世界チャンピオンとなった。しかし、東京オリンピックでは混合ダブルスは入っていないが、検討中だ。
卓球日本がここまで躍進できたのは、何十年という苦節の時代があって、小学生からのすそ野を拡げていった指導陣の血と涙と汗があった。何事もまず、戦略があり、すぐれた指導者をどれだけ創れるかにある。先日、私は川越市在住のバレーの指導者にあった。この人のおかげで昔の川越商業を日本の川越商業として名を馳せることができ、世界にも有名選手を送りだした。先日も無名の大学を一躍二部に押しあげた指導者だ。巨人はどうした!はずかしい。
余談になるが、48年前日本の卓球は凄かった。愛知工大の長谷川信彦氏が世界チャンピオンとなった。混合ダブルスも長谷川信彦、杉本安子コンビが優勝した。奇しくも杉本安子さん(現在は今野安子さん)は今回優勝した吉村真晴さんの大学(愛知工大)の先輩後輩の仲で、吉村、石川組が優勝した時は涙がとまらなかったという。いよいよ卓球日本は本物となってきた。
世界チャンピオンだった長谷川信彦氏は指導者の道をえらび、群馬県に卓球道場をつくる途中、不慮の事故で亡くなった。私と彼とは親交があり、その使命感と責任感にはいつも感心していた。彼が生きていたら、あの大きな眼から大粒の涙がこぼれおちたことだろう。
伊集院 隼人
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