社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
現政権下における言葉の信の問題。意味を曲解し、言い換え、すり替えし、まともに取り合わない。態度は一見丁寧、だが数の力を背景にしたその過信ぶりは隠しようもなくかつての似た政治状況化での時の政権と比べても目に余るといわざるを得ない。なぜこうなのか?なぜこうなってしまったのか?
私には戦後72年という時間の経過が大きな理由ではないかと思われる。生々しい戦争体験を聞く事。ふた昔前の小学校の夏休みの課題として定番であった。特に身近な祖父や祖母などから聞いた生々しい肉声は、戦争の災禍が市井の人々を容赦なく踏みつけ、多大な負の遺産を否応なくたらすのかを当時の子供の心に深く刻みつけた。筆者もその多くの中のひとりである。こうした語り部たる先人も多くは鬼籍に入られた。
その後の世代が社会の中心となり幾久しい。何か上滑りした土壌になってはいまいか。今一度皆で真剣に振り返る必要があるように思われる。持論を独り善がりにならず、歴史と合わせ鏡にして、まず謙虚たれと自らを戒める。そうした振る舞いは為政者に求められる不変の絶対的条件である。
昨今特にかまびすしい北朝鮮という反動国家を近隣に持ち、現実に対応する事が政治であるという論が勢いを増す中、民主国家日本の再生はこの国をどう導くのかを中心軸に据えた政策的議論が必須である。政界再編への大きなうねりも含めて注視していく必要があろう。
小松隆
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