トップページ ≫ 社会 ≫ 女性が想う 72回目の終戦記念日
社会
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昭和20年8月15日、玉音放送が流れ 第二次世界大戦、太平洋戦争が終わった。
日本には広島・長崎と原子爆弾が落とされ、世界唯一の被爆国となった。
祖父母、母ともに戦争体験、疎開体験があった。小さい頃はお盆の時期もかさなり、
戦争の悲惨さをよく教えてくれた。
現在、北朝鮮のミサイルが日本を越えてグアムにいくのではないか?という緊迫状況が続いている。人間はどうして戦をするのか?国として権威を守ることや宗教が要因とされている。そんな北朝鮮によるブラフ、数度にわたるミサイル発射、騒がしい72回目の終戦記念日。
今を生きる人としての責任として、日本の繁栄はどこからきているのか?といったことを
考える一日があってもいい。「永遠のゼロ」という映画が戦争礼賛といわれたが、戦争に関わる映像、書物などに触れる一日が必要だ。お盆休暇で、海や山へ、または海外へ。嬉々として人はレジャーを楽しんでいる。電車の中で本を開く人の姿が少ない。携帯画面とにらめっこ、大の大人がゲームに夢中。なんということだ。
かつて、「回天」という映画を見て、さらに原作を読んだ。靖国神社に併設される遊就館に足を運んで、若い命を散らした秀才たちを想った。太平洋戦争に関わるものは胸に重い。
子や孫にきちんと日本の昭和から平成にかけての歴史を伝えていく。戦争の悲劇を口で伝える世代が高齢化してしまったからこそ、充実世代である、50歳代、60歳代の大人は今一度「戦争」について覚醒しなければならないだろう。「世界平和」は永遠のテーマだ。
大曾根恵
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