なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
観光客で賑わう蔵作りの街を抜け、暫く行くと鎮守の森が見えてきます。
入り口には「縁結びの風鈴」のトンネル。
最近テレビでも紹介されたそうで、川越の氷川神社は浴衣姿の女性やカップルの姿も多く、なかなかの賑わいでした。
県の文化財にも指定された社殿の彫刻の他、境内は風鈴(9月1日まで)やお札のトンネル、湧き出た水に厄汚れを流す白紙の人形(ひとがた)流し、ご神木回りなど鎮守の森にはスポット満載です。可愛い鯛のおみくじを釣り竿で釣るのも楽しい施行です。縁結びのおみくじですが、隣には家族円満の鯛も用意されています。
氷川神社は「八岐大蛇」の主人公、素盞鳴尊が娘を助けて結ばれたことから縁結びの神社となったそうです。このお話しは、私が小さなころ祖母の布にもぐり込んでせがんだ昔話の一つなので懐かしいき気持ちになりました。
ここでは月2回、早起きして早朝の7時50分に集まると“八の時刻(午前8時8分)”に合わせ良縁祈願祭が行われるので、最近では遠方からも参列されるとか。娘も是非参列したいと言っていました。より御利益を得るには気持ちを早起きに表すくらいの努力がいるようです。どんどん若人がお参りしたら日本の人口問題も快・結です。
縁結びの「むすび」とは元々「産霊」と書き、「新しいものを産みだす、目に見えない力」のことで人と人の出会いや、めぐり会いから「新しいなにか」が生まれることをいうそうです。男女が出会い、夫婦となり、二人の間に授かった生命が、男の子ならば「むす・こ」、女の子であれば「むす・め」と呼ばれる、まさに出会いです。「むすこ・むすめ」にこんな意味が込められていたなんて感動です。
これからも素敵な出会いと結びが繰り返されますように!またお礼に伺わせて頂きます。
縁結び風鈴
川越氷川神社
鹿山夕子
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR