安倍さんには、まだまだおごりがある。だから読みが甘くなる。新党のこともみくびった。しかし、小池さんの凄さはこういう時に発揮される。とにかく突風をおこした。民進党も崩壊させた。ここまでは流石の小池さんなのだ。しかし、しっかりとしたリーダーシップには欠ける。ある意味では事をおこすことに力点がいってしまって、固めがまるでメチャクチャだ。排除、独走。だから小池さんから離れていく人達が増えていくのだ。突風は突風にすぎない。一瞬の風なのだ。そよ風に変わってみんなを抱きしめていく器量がこの風には宿命としてない。「希望」の中味はとても国政を担っていくものではない。要するに、「希望」は幻想を抱かせる虚の言葉にすぎない。小池さんはしかし、ある役割は果たした。もう、それ以上を望むことはまれなる望み「希望」なのだ。