宝石のおろしをやっている社長が嘆いていた。最近は全然売り上げが上がらないんだよ。震災があったり景気が悪くなってから、宝石のような贅沢品を買うことは良くないと思われるみたいでね！事業も縮小したんだ。

宝石が好きな人は多い。それは美しい物だから。確かに美しい宝石は飾る者を引き立てる。

だが、高価な宝飾品を身に付けてこんなに金持ちなんだと優越感や富裕層なんだと見せたくてつけたりする人は、下品きわまりない。

そんなものより自分を磨いたり、人を助けたりそんな事に興味を向けている人の方が美しい。世界の博物館に行ってみなさい！世界1大きなダイヤやルビー。それ以上大きいの？

たしかに素敵なデザインのアクセサリーを付けている人を見るとおしゃれ！すてき！と思ってしまう。お金の余っている人は人知れず大きな宝石を買っているに違いない。ちょっと負け惜しみ。

けれど私はもっと素晴らしいものを持っているわ！愛する家族や仲の良い友達。それはお金を積んでも買えないのよ！最近はやりがいや体験による満足度などにも価値観が変わって来ているの。

ごめんさいね社長！高い宝石、私は協力できないけど、きっとまだ宝飾に価値観を持ち、買ってくれる人もいますよ！

鹿山 夕子