先日、１００円ショップにいったところ、au携帯電話のひとは、契約内容によっては対象外だが、クーポン画面を提示すると好きな商品を１点または２点もらえるというキャンペーンをやっていた。auを使っているわたしは、店内のその案内にピクリッとし、そのクーポン画面とやらを出してみようとした。えっとまず、auIDを入力するのね。ううむ。そんなIDはすぐにはわからない。世のなかのひとは、IDをすぐわかり、このようなお得情報にはすぐに対応出来るのね？どうやらお得な世界からはじかれたらしい。

最近、娘が使用する携帯電話の料金がやたら高い。何故高いのか？請求明細は、送られてこないので、理由もわからない。お金を払えば明細を送ってもらうことは出来るが、申込の際に、送付を申し込まなかったのだ。

明細をパソコン画面から見られることはわかったので、パソコンに向かう。と、ここでもauIDが登場。娘の携帯のauIDがこれまたわからない。ん？そういえば、以前わからなくなったので、携帯電話会社からIDを送付してもらったのだった。そのことを思い出し、送られてきた紙に書いてある内容を入力して先へと進んだ。そうしたら、パソコン上では請求明細を見ることが出来ないらしく、携帯電話上で見るようにとのこと。携帯電話でアプリをダウンロードして見るのが簡単だということを調べたので、結論として娘の電話にはアプリが既に入っていたので、明細を見てもらった。明細にたどり着くまで随分と時間を費やしてしまった。

明細を見たら、オプション料金がやたら高かった。ふと思い出したが、そういえば、電話を購入した際に、オプションが幾つか付いているが最初は無料ですが数ヶ月後には料金が発生するので、不要な場合はオプションを削除してくださいと言われていたっけ。

無料というとお得なようだが、わたしのように削除を忘れるひとは、まんまと不要なお金を払わされるというワナがしかけてあったのだった。

そういえば、先日ひかり回線とプロバイダーをセットで申し込んだが、これまたいつの間にか様々なオプションサービスがセットになっていた。不要なサービスを電話で解約しようとしたら、これまたワナが。

電話で受付担当者が、解約する前によく考えて下さいと、インターネットについての様々なトラブルを並べたて、このような事態が起こったときには困るので、このままサービスを続けた方がいいと引きとめられる。やめようとしたサービスのなかに２４時間受付の故障窓口というのがあったのだが、通常の故障窓口があるので不要と判断したのだが、２４時間対応をお勧めすると言われる。これから台風も来ますし、隕石も落ちないとは限りません。インターネットの不具合が出た際はこのサービスに入っていた方が安心ですと言われた。隕石まで持ち出すの？となかば呆れたが、隕石が落ちた時にも絶対にすぐ修理に来てくれるという約束をしてくれるんですか？と質問してみればよかった。巨大な隕石が落ちたら、会社の業務とかやっていられるレベルでもない。電話窓口のひとは、客からサービス解約の申し出があった場合は、隕石のはなしを出してでも解約を思い留まらせるというマニュアルが存在するのだろうか？

ネット社会、恐るべし！

檀ままこ