なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
息子が自動車の免許をとった。運転するなんてまだまだ先の話と思っていたのに、息子も21歳になった。
今の時代、免許を取るには30万円程かかる。
自宅の車を息子が運転できるように保険の設定を変えると、年間で保険料が6万円アップ。息子が運転することへの心配もプラスされてアップ、アップ。
私が生まれ育った群馬では18歳になると教習所に通うのはあたりまえ。
一家に一台ではなく、一人に一台が群馬では普通。電車やバスの便が悪く、車がなくては生活ができないからだ。
高校卒業と同時に新車を購入してもらい、大学に通っていたことを思い出し、何と贅沢な生活をしていたのだろうと今更ながら親に感謝。
今はもう亡くなってしまった母は、私が事故をおこしても、車をぶつけても、違反をしても怒ったことは一度もない。どんな時も「怪我をしなくて良かった」と言ってくれた。果たして私は息子にそんな寛大な気持ちを持つことができるのだろうか?
免許をとって私も30年以上が経った。高速道路での事故やレッカー移動などなど数々の痛い目にあい、今はゴールド免許。最近は少し反射神経が鈍くなってきたことを自覚しつつ運転している。
高齢者の事故のニュースを見る度に、年老いた父の事を考えてしまう。「返納」という言葉が頭をよぎる。
車を運転することはイコール命ということを息子に伝え、自らも肝に銘じよう。
馬渕凛子
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR