今はスポーツも芸術も大会シーズン。

大会といえば、首長議員の祝辞はつきもの。

最近のあるスポーツの大会で、首長が「お父さん、お母さん、こどもからスマートフォンをとりあげましょう」といきなり言ったそうだ。

弊社に臨席したＰＴＡの方から来た電話では「乱暴すぎませんか？スマートフォンの功罪はよく持ち出されるが、親がこどもにきちんと使い方を教え、さらに、親も子供が有害な番組などをみることができないように設定すればいいわけで。こどもにそういう機器を携行させるのは防犯上有益なこともあって。私はこんな短絡的にしか物事を見られない市長はいらないと思いますよ。さらにＮＴＴドコモやＡＵ、ソフトバンクで働いている親もいるのです。本当にふざけている！」とかなりのご立腹だった。

言葉の選び方、使い方なのだ。

スポーツで心身を鍛えることはよいことです。

スマホでゲームばかりしないで気持ち良い汗をかきましょう。

またお父さん、お母さん、こどもたちには正しいスマホの使い方をご指導ください。

といえばよいのだ。

言葉は、口からでたものは取り消しがきかない。覆水盆に返らず。

口は災いのもと。その首長さんには故事ことわざ辞典を読んでもらいたいが、それも不消化になるかもしれないが。

大曾根惠