社会
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1949年、1月15日を成人の日と制定されたには深い由来がある。蕨市とは埼玉県の小さな市だが、この市が成人の日、成人式発祥の地だということはあまり知られていない。筆者には奇縁があって、筆者を可愛いがってくれた元蕨町町長、市長、そしてその後の県議会議長の高橋庄次郎先生が成人式の発案者だったのだ。先生の若き日、先生は蕨町の青年団長だった。戦争で敗れて地の底にあった日本を奮い立たせようと、先生は若者達と会をつくり、青年祭を提唱した。すなわち成人式だった。そして1946年11月22日に実施され、3年後の1949年1月15日が、正式に成人の日と制定されたのだ。高橋庄次郎先生は穏やかな紳士で熱血漢だった。良識の府にふさわしい選良そのものだった。そして酒豪だった。筆者には静かな物腰で政治家のあるべき姿を説いてくれた。平成7年、82歳で亡くなられたが、まさしく政治家の鏡だった。今、筆者は先生の姪子さん達と楽しく酒を酌み交わしている。いまだ成人ならぬ青人の筆者だが。
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