トップページ ≫ 社会 ≫ 小島深谷市長と高畑ふじみ野市長の質
社会
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昨年の秋。今年の冬。二人の市長が三選を果たした。しかも二人とも対抗馬を大きく引き離して当選だった。快挙と言って良い。二人の市長とは深谷市長、小島進氏とふじみ野市長、高畑博氏だ。この二人の共通点はあまりにも多いのであえて著した。まずは三選。57歳と56歳。市議経験者。これだけなら、まあそんなにおもしろくない。さらに言うと、二人とも男気と侠気に満ちあふれていて、部下達の信頼を一身に集めている。この市長のためならと部下達は慕っている。そのことが市の発展のためならということに、一直線の矢のように同じベクトルで燃えている。すぐれたリーダーシップがこの二人の持ち味だ。あまり言いたくないが、首長という栄冠だけを頭にかぶって中身はあまりないと言う人達がかなりいる中で、この二人は群をぬいている。さらに速い。頭脳の回転もまた、この二人に接していると気が高まってくる。政治はやはり素晴らしいと思いたくなってくる。次もさらにある。この二人とも最初は市長に立った時は、あまりにも現役が有名で強力な人達だったにもかかわらず、見事に打ち破って世間をあっと言わせた。ひ弱な学歴社会の申し子のような政治家達の中にいて、この二人は学業に秀いでていたにもかかわらず、敢えて社会へ飛び出して人間を磨いた。だから深く、厚い人物となった。オーバーでも何でもなく、今の社会の範たる人物であることだけは間違いない。一方は14万3千の長、一方は11万4千の長。まさに実力派と呼ぶにふさわしい両雄だ。全国どこにでも群がっているひ弱で信ずるに足りない多くの政治家達は、この二人を見習って邁進して欲しい。そして政治家こそ選ぶべき最高の職業だと、若者達が感じるようになったとき、日本は真に素晴らしい国になるだろうと心から思っている。
鹿島修太
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