理事会での憮然とした表情。映画にでてくるイタリアマフィアのようなふるまい。

日本相撲協会の役員に対しての無礼な態度。

今回優勝した栃の心と春日野親方の涙の抱擁こそが相撲道であり、貴乃花親方の一連の姿にはうんざりしている国民が多いはず。

ところが突然自身のホームページで「思い」をつづった。

沈黙を破っての発言がホームページとはいただけない、と感じていた。

それも、つかの間、双子の力士誕生に笑顔での会見。

テレビでは貴乃花親方の理事に選ばれるかとか、貴乃花親方の熱意とか、大事なものを忘れて貴乃花親方礼賛に傾いている。

テレビ報道の無責任さにあきれるばかりだ。

真摯に相撲を考え、真の日本文化「相撲」を極めている親方たちに拍手を送りたい。

大言壮語するのなら、息子にまずはその道を、靴職人への道を選ばせたことにも「おかしいでしょ」と言いたい。

大曾根惠