社会
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日本人一人当たり年間340杯、さてこれは何の飲み物だろう?正解はコーヒー。特にここ3~4年コンビニエンスストアでのカウンターコーヒー需要の盛り上がりもあり、右肩上がり、とんとん拍子に杯数を伸ばしている。当然飲まない人もいる訳だから、愛飲者の平均は3杯/日くらいに
なるのかもしれない。
そのコーヒーの伝承には大きく2つがあるそうだ。ひとつはキリスト教圏由来のお話。エチオピア南部、アビシニア高原に野生種のコーヒーが
人知れず育っていた。とある日、ヤギ飼いのカルディは自分のヤギがその赤い実を食べて興奮するのを見て、修道院の僧侶と相談し、思い切って食べてみた。すると見る見る内に活力が満ちてきて、とてもさわやかな気分になった。それ以降、僧侶たちは眠気覚ましにこの赤い実(コーヒーの果実)を煎じた飲み物を頻繁に飲むようになったとのこと。
もう一方はイスラム教圏由来のお話。13世紀中頃、罪人としてアラビア半島のモカから追放されたシェーク・オマールは食うや食わずでオーサバという土地をさまよっていた。ある時、小鳥が赤い実をついばみ軽やかにさえずるのを見たシェーク・オマールはこの実を試しに煮込んでみると、あら不思議、素晴らしい香りのスープが出来上がり、一口飲むと全身に力がみなぎってきたのだ。彼はその後、この赤い実(コーヒーの果実)で多くの病人を救い、晴れて国王に許されて無事、故郷のモカに帰る事が出来た。
あくまで余談だがこの二つのエピソードから両宗教の対抗心剝き出しの歴史の一面を窺い知る事が出来る気がする。
また風情のある街には味のある喫茶店は欠かせない。東京神保町、茶望留・古瀬戸・ブラジルなど、昭和40年代からタイムスリップしたようなあのレトロな雰囲気はどこか懐かしくまた郷愁をそそられる方も多かろう。過日NHKで特集されていたが、大宮の伯爵亭も誉め言葉として、その独特の佇まいも個性たっぷりだ。そのメニューバリエーションも含めて・・
ふらりと気の向くまま、立ち寄った喫茶店でマスターご自慢のブレンドコーヒーなど頂くのもまた格別なり。
小松 隆
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