なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
実家で祖父の法事が行われた時のこと。法要が終了し、母がお茶を入れようと席を離れた後すぐに、「お茶なんか後でいいから。」とお坊さんが母を呼び寄せてまで話したかったお説教が何とも内容のないもので全くと言っていいほど頭に入ってこなかった。失礼なことを思ってしまった自分を恥じたのだが、自分が感じたことはあながち間違ってはいなかったと思ってしまった。
法事を終え母らと世間話をしていると、お寺の改修工事でいくらか寄附を募っているのだが、名ばかりの寄附で金額が世帯ごと設定されており、中でも懐事情で払えないと説明したお宅には「お宅ならローンでもいいですよ。」という言葉が返ってきた話であったり、出てくるのはお金の話ばかり。さらには、母と祖母がお坊さんにいくら包んだのか。という話になり、「だから今日は短かったのね。」と祖母がポロリ。金額によって法要の内容まで変わってしまうのか。仏さまは皆に平等なのでは?と首を傾げる事態が起きたのは言うまでもない。アニメの世界で例えるのなら、目が¥マークになっている人に今回は御供養してもらったようなものだ。
緑川 艶子
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